藤本寿徳ブログ

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里山の家の話-3(土地購入)

 不動産屋さんには、我々が探している土地のイメージがなかなか伝わらず苦労しました。普通、家を建てるからには平坦な宅地で、電気、水道も完備している土地だと思うのが普通なのでしょう。平田さんの希望する、風景のいい所で周りに人家が少なく自然に恵まれている所であったら、かなりのデメリットがあっても構わないという要望に、相手は不信感も抱きながら、なかなかまともに取り合ってもらえなかったようです。当初案内していただいた数カ所は、サプライズを感じない普通の土地でした。

 平田さんは、さらに粘ってなんとか不動産屋さんに思いを伝えたところ、相手も、もうあきらめ半分で、最後、使いようの無い土地があるけどそこまで言うなら見てみる?といったニュアンスで紹介されたそうです。しかし、その土地を一目見るなり気に入りました。その後、様々な面から検討を加え、この土地を購入することとなりました。

*1150平方メートル(350坪)の土地が350万円と坪1万円の手頃な値段。
*高速道路のICからも車で10分と近く、会社までの幹線道路からちょっと入った便利な場所である。
*昭和40年までは畑と田として使われていたが、その後は耕作放棄状態が長く続く。地目は雑種地と畑
*市街化調整区域でなく建築が可能である。(都市計画区域内、区域区分非設定、用途地域指定無し)
そのような土地でした。

デメリットとして
 人の背の高さを超す笹薮(スズタケ)に覆われていて敷地の全体像が見えない。
 水道、電気とも来ていない。
 敷地が微妙に接道していなくてそのままだと建築できない。(道路占有許可が簡単に認められた)

 「八軒屋の家」を手がけた井上建設の八木さんにも土地をみてもらいました。
 造成と水道引き込みにかかる値段を見積もりしてもらったところ、敷地の笹を鋤き取り、整地する費用がおおよそ60万円。水道を350mかけて引き込むのに180万円必要ということになりました。電気の引き込みは電力会社に負担してもらえるので、約600万円で、350坪の広い土地を購入できる計算になります。

購入頃の敷地写真です。(写真クリックで拡大されます)
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21:09, Tuesday, Dec 18, 2007 ¦ 固定リンク