六本松の家
 
コンクリート打放しの住宅
 
コンクリート打放しの住宅
 
 
 

コンクリート打放しの住宅

 
 
 
 

 
 
 
 
 

 

「六本松の家」

福岡市の中心地に近い市街地にある住宅である。敷地の形状は6mx18mと細長い。
北隣にある隣家の庭に影を落とさないようにするために、建物はL型の形をした3階建てとした。
彫刻的で閉鎖的な外観とは対称的に、室内は明るくオープンなつくりとなっている。

1階は二つの中庭を通して通風、採光を確保している。さらにエントランスコートから奥の部屋まで居間や中庭を通して見通すことができ、敷地いっぱいの広がりを感じることができる。

2階には浴室と納戸を配した。
3階の部屋からは、高さと隣の庭木や遠くの山並みまでの眺望が楽しる。道路から離れた場所に部屋があることで、窓の外の広がりをよりワイドに享受することができる。

敷地条件から導き出されたシンプルな建築が、そのまま豊かな生活の場へと変容する住宅を目指した。
延床面積は99m2である。

(藤本寿徳)

 

flickrへのリンク

flickr(ropponmatsu)

flickr(underconstruction/ropponmatsu)

 

コンクリート打放しの住宅

photo by Kazunori Fujimoto
 

 

 

 

 

 

BACK