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神社の成立などを調べていたら、縄文文化のことが急に気になりはじめました。
あくまでも個人的な理解なので、大雑把で正確さを欠くかもしれませんが、
律令国家(日本)の成立も、伊勢神宮や法隆寺などの成立も おおよそ、1500年前のこと。
1500年といえば、大昔のことといえば大昔なのですが、 自分の中では、最近のことのように感じています。
というのも、 近代建築の成立から、おおよそ150年たつわけですが、 その間、根本的に技術、美術、社会というのは激変することなく ひと続きで同じようなものです。
1500年といえば、近代成立以降の150年のたった10倍の時間。
縄文時代は1.5万年前から2000年前くらいの時代とされています。 その間、1.3万年。 1500年のさらに10倍の時間!
飛鳥時代に日本の国家が形作られてから、まだ1500年しかたっていないことを 考えると、とても長い時代だと思います。
飛鳥・白鳳文化では、すでに技術的にも高レベルのものが残っていますが、 縄文文化で残っている文化的なものといえば縄文土器のみ.
農業が始まるまえに、使える道具は火と石器と土器ぐらいでしょうか。 それだけの道具だけで、一万年以上かけて到達したのが縄文土器であり土偶。
そう考えると、まさにクリエイティブの一歩なのだと、気になってくるのです。
机の上に土偶のレプリカを置きながら、クリエイティブのパワーにあやかれないものかと眺めています。
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08:07, Wednesday, Jan 06, 2016 ¦ 固定リンク
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