2014年9月 |
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目立つことしか考えていない全ての看板を撤去してほしい。 |
ちょっとだけ昔の京都四条通り
と、最近の京都四条通り
*産経新聞で、「京都市広告規制条例-完全施行」 のニュースを知る。 (最下にリンク、引用をさせていただきました)
*日本では無理なのかと、ずっと思っていたことが 動き始めた。 社会の常識というものは、時代とともにいい方向に変化するものだと、期待が持てる。
*街の美観を考えるとき、新しく綺麗なものをつくるよりも先に、汚いものをなくすことが有効的だ。 電線と看板、長い間ずっと言われ続けていることなのに、何も変わってこなかった。
「電線と看板」が気にならないことは日本人の特徴なのかと思い込み諦めてきた。
日本のみでなく、アジア的な混沌(雑多な風景)というのが、熱帯、温帯モンスーン気候に住む人々に共通な特徴なのかとも考えた。
*車で打合せに出て、高速道路で福山東インターに着き、やっと福山に帰ってきたと深く息をした途端見えてくるもの、182号線の看板のオンパレードを見ると、毎回絶望的な気分になるものだ。
しかし、社会は時代とともに変化しつつある。 常識と思っていることも、案外時間をかけずに早く変化するものだ。
例えば、チャイルドシート、シートベルトの普及の早さを思い出す。 ルールをつくるとすぐに全国に浸透した。
また、昔の国鉄では、在来線であれ新幹線であれ、車内でも皆煙草をスパスパ吸っていた。今の常識から考えるとありえないことだ。
看板と電線の問題に関しても、この例えのように、早く「過去の常識」になってほしいと願っている。
*国の景観法が2005年に全面施行されて以降、景観行政団体である地方公共団体は条例で景観問題に対して景観条例を定め、景観に関して独自のルールづくりが可能となりました。
(中国地方で定められている 景観に関する条例一覧) http://www.keikan-net.org/keikan_info/keikan_jyourei/keikan_jyourei_07.htm
福山、尾道、三原といった備三地区でも景観条例は制定されているが、看板規制についてまだまだ甘い。 京都市の条例のように(市内全域で屋上広告や点滅式照明が禁止)もっと厳しく規制して欲しい思う。
という個人の意見を表明することから 徐々に変わっていくのではないかと、未来に期待をしています。
看板・広告会社が困るのではないか?企業も困るのではないか? という疑問があるかと思います。
しかし、これには、「否」と答えたい。 まさに、これからは、真のデザインの時代だと思います。
品が良く、謙虚な大きさと見せ方、そういう上手いなっと唸らせるデザインが、日本でどんどん広まっていけばいい。 看板・広告会社にとっても、企業にとっても、これからが腕の見せ所だと思います。 単に目立って派手な看板なら、素人でもできる!
街の美観とともに、 企業にとって広告とは何か、デザインとは何か、その方向性や常識が変わる時代なのだと思います。
オリンピックにあわせて、東京都が率先したならば、すぐに全国に波及するのではないか。とも思いますし、 地方の時代と言われる今なので、それぞれの地方発で、全国的に広がっていくのも いいのではないかと思うのです。
----------------------------------------------------------------------------------------------------- (以下にリンクと引用) 1- 「風情を100年後も残す」京都の広告条例が施行 業者からは悲鳴も 2-広告規制条例に業者悲鳴 京都、きょうから完全施行 3-京都の景観守るため…厳格な屋外広告条例が9月1日完全施行、違反なお1万件 「看板は目立たんと意味ない」 撤去自腹に不満も
古都の景観を守るため看板の大きさや色を規制する京都市屋外広告物条例が、1日から完全施行された。市は違反を続けた業者名の公表や強制撤去も辞さない構え。全国で最も厳しいとされる規制に、改修や撤去費用を全額負担する業者からは悲鳴も上がる。
条例は平成19年に大幅改正し、市内全域で屋上広告や点滅式照明が禁止になった。21の規制区域ごとに広告物の面積と高さ、色を細かく制限。是正のため7年間の猶予期間を設けた。約4万5千件の屋外広告物のうち、今年7月時点で約1万件が違反の状態にある。
違反業者は、市が広告物を強制撤去する行政代執行の対象になり、最大50万円の罰金も科される。市は「風情ある町並みを100年後にも残す」と取り組みを徹底していく方針だ。
業者側の対応も進んでいる。赤が印象的なマクドナルドは市中心部の店舗に茶色の看板を採用。ローソン八坂神社前店はおなじみの青色ではなく白地に黒いロゴだ。酒造会社の黄桜は40年以上掲げた京都駅前の屋上看板の撤去を決定。担当者は「京都の企業として協力するのは当然」と話す。
一方、広告制作業者でつくる京都府広告美術協同組合の児玉雅人理事長(47)の元には中小事業者から「景観に支障がない看板まで撤去するのは変だ」「撤去費用が数百万円かかり経営に響く」などの声が相次ぐ。規制強化を見越し看板自体をやめる動きも出始めた。
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ちょっとだけ昔の京都四条通り
と、最近の京都四条通り 有名な会社の看板が軒並み撤去されている。のは凄いと思う。
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17:06, Thursday, Sep 04, 2014 ¦ 固定リンク
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