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東大のゲラー先生だと「予知 はできましぇん。」で終わりなんでしょうが…
くどいようですが、 今回の中央構造線でおきた二つの地震。 震源は同じ徳島県北部 ( 北緯34.0度、東経133.8度)で震源の深さは約50km
日時は 1回目が 平成23年01月16日20時33分
2回目が 平成23年01月19日09時48分
ここで、何度も登場するHi-net。 (人が感じない微弱な揺れまで記録するために全国約800ヶ所の地下100m以深に設置した高感度地震計で構成される観測網)
の震源域での記録を見てみましょう。 http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/ 徳島県の「井川」が震源にもっとも近い場所です。
ここで観測された連続波形です。(1回目の地震)
19時台
20時台
1回目の地震が起きたのは20時33分ですが、1時間前の19時44分5秒に揺れているのが判ります。
それでは、 2回目の地震を見てみましょう。地震発生は01月19日09時48分です。
1回目の地震とは異なり、事前に揺れ始めていることはありません。大きく揺れる前の17秒間前から微振動が始まります。 そのかわりと言ってはなんですが、地震発生前後24時間のデータをみると、 12時間前と4時間前に揺れを観測していることが判ります。
同じく、1回目の地震を振り返って、16日20時33分を中心とした24時間データです。
1時間前に揺れていたことは先に述べましたが、5時間前の16日15時台にも揺れていることが判ります。
ということで、四国の中央構造線が揺れた後、だいたいの場所が特定されているので、 井川の24時間データを注意していると、微振動の頻度が多くなると 予知できるかもしれないと思っているのです。 (正確に言うと予知ではない、発生した微振動を知って、 その後の人感地震が起きる可能性が高いということだから)
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/view.php?orgid=01&netid=01&stcd=N.IKWH&tm=2011011912&comp=U&type=24H
僕は地震研究家でないので、適当なことを言っています。 そういうことも有るんだ程度に読んでください。
こういうことに神経質に生きるより、家具の固定を済ませて安心し、 日頃はおおらかに日常生活することが大事だと思います。
というのも、Hi-netでは、しょっちゅう揺れを観測しているので、データを気にし始めると疲れるのです。
僕は個人的に 大阪の待夢さんがHi-netデータを基に、深発地震から浅発地震への連鎖を研究しているのですが、 統計的合理性があると思っていて、 彼の研究(掲示板で発表されている)の愛読者です。
http://www3.azaq.net/bbs/820/time/
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14:15, Wednesday, Jan 19, 2011 ¦ 固定リンク
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