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「那須の家」は、いよいよコンクリートの最終打設が近くなってきました。
単純な形の屋根なのですが、造ることは大変です。 45度に近い屋根の傾斜の上での仕事は立っているだけでも大変です。 また防水のことなどを考えて、蓋型枠をせずにコンクリートを左官で押さえる難しい方法を選択したのですが、難しい施工法にも関わらず、現場監督の松崎さんが、たくさんの方策を編み出してくれました。
配筋の状況がとても綺麗です。 綺麗なコンクリートとなるためには、最終的に隠れてしまうこの段階でも美しい必要があります。 若い現場監督が指示を伝えるのも大変なうるさい鉄筋屋さんなのですが、いい仕事をしていただいて感謝です。
この屋根の下ではコンクリートの強度が出るまで仮設の柱で支えておくのですが、この支保工も大変なことになっています。 写真のように、まるで木造民家の大屋根を支える小屋裏の木組みのように美しく支えられています。 迫力を感じます。
「見ろや〜このコンクリ〜! カッチカチやぞ! ゾックゾクするやろ!!」 まだ打設前ですが、大好きなフレーズが頭をよぎり始めてきました。
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08:49, Tuesday, Sep 07, 2010 ¦ 固定リンク
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