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雑誌で知ってから訪れてみたいと思っていた「大久保石材店」 大谷石の岩の塊からくり抜いて(掘って)部屋を作っています。 大正4年(1915)完成、築95年だそうです。
立派なお屋敷の離れであり、門構えとして成り立っています。
人の手でくり抜かれたマイナスの建築。地下採石場も同様ですが、人の手の跡、苦労の跡を感じると普通に建てられたものとは違う感動を呼び起こします。目地の無い石の建築はコンクリートと近い感覚を感じます。コンクリートの使い方の原点があるように思っています。
(参考文献) 新建築住宅特集9202 中山繁信 建築天地廻行1「掘る・切る」大久保石材店 |
20:32, Monday, Apr 26, 2010 ¦ 固定リンク
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