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先週、茅野から標高2000mの八ヶ岳を越え、安藤忠雄さん設計の小海町高原美術館に行ってきました。
美術館もさることながら、実は庭に建てられた展望台が一番のお目当てでした。
この展望台、「ギャラリー野田」という安藤建築の断面構成と瓜二つ。「ギャラリー野田」から外壁を外したかのような建物です。
「ギャラリー野田」が上底2.2m下底5.7m高さ6.8mのとても狭い台形平面なのに対して、展望台は長方形の平面をしていて、サイズは僅かに大きく造られています、コンクリートも厚く造られています。
ギャラリー野田の空間的特徴は、狭い空間が立て方向に引き延ばされ、螺旋階段が巡り,10m吹き抜け上部からはトップライトからの光が暗い空間に差し込んでいます。 まさに安藤さんのいうミクロコスモスを体感できる空間だと思っています。
その空間の断面構成をそのまま使った展望台。閉じた空間と開いた空間では感じ方が大きく違いました。
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11:58, Monday, Apr 26, 2010 ¦ 固定リンク
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