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車の停め方は難しい。
塀と駐車場のあり方は、そのまま町並みに対する表の顔になってしまうので、建物の形以上にその雰囲気を決定つけてしまう。
これには有効な処方箋というものがある訳でなく、一つ一つのプロジェクトで解決法を導かないといけない難題だ。
数が増えてくると、類似してくるので、ケースごとにまとめてみた。
ケース1 (建物周囲をランドスケープ化して町並みから建物を下げ庭に車を停めるように見せる)
*須波 *三原 *焼津 *八軒屋 *牛田中 *近田(ケース1+3) *宮の町(ケース1+4)
ケース1’ (ケース1ほど敷地ゆとりが無いため、駐車スペースを都市側に預けている感じ、狙いは1と同じ)
*伊島 *三吉南 *吉津 *徳山 *手城
ケース2(別棟でガレージをつくる、敷地に余裕があるので可能、建物の形と一体感を持たせシンプルに見せるのが難しい)
*井原 *因島2
ケース3(ビルトイン、建築の一部とする。コストがかかる+1階に部屋がつくりづらい敷地で有効)
*田尻 *東町 *横尾 *近田(ケース1+3)
ケース4 (駐車場を別敷地で持つ、あるいは借りる。お金はかかるが賢明,狭い敷地を庭と建物で使い切れる)
*宮の町(ケース1+4) *因島 *北大路 *笠岡
ケース5 (敷地が広大なので、どこに停めようと問題ない)
*弥高山 *辺名地 *新涯
まずはケース1で解決を図ろうとするが、敷地毎の条件の違いでそうできないことも多い。 駐車場をどうつくるのかは、建物の印象と、住人の町並みへの意識が現れる場所なので大事なポイントだ。
*話がそれるかもしれないが、建物と土の設置の仕方で建物の品が決まる。 おしゃれの基本が靴と言うように、建物の足許をどうつくるかは大事なこと。
これは、敷地と道路のつなげかたにも絡んでくる問題だけれども 可能な限り、緑を配し、広がりを持たせたいと思っている。
*作庭しつくした庭(京都の作庭のような)は、還ってこの地域では不自然な感じがする。 町家のように、周囲に自然が無いところでは有効だとは思うが、中国地方のように実際に周囲に(遠くの山並みが見えるだけでも)本物の自然がある場所では、そのまま素直に連続させる方がいい。 これができる敷地が一番幸せだと思う。多少強引でも、ここに持っていきたいと思っている。
庭を作るというよりも、周囲の敷地形状(大地)に連続させる庭の考え方
*須波 *井原 *三原 *因島2 *焼津 *八軒屋 *牛田中 *辺名地 *近田 *弥高山
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10:06, Wednesday, Jan 20, 2010 ¦ 固定リンク
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