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須波の家が、脱型し躯体工事が終わりました。 週末、依頼主の國廣さん、大和建設さん、構造の満田事務所の皆さん、型枠大工さんが集合し 工事途中ですが、躯体工事完了のお祝いの意味でお披露目会をしました。 翌日、撮影のため、一日現場で過ごしたのですが景色がいいのはもちろんですが、吹き抜ける風の心地良さを堪能しました。
エーロ・サーリネンの事務所で勤めたことのある穂積先生から学生時代に、TWAエアターミナルの写真を見せてもらったのが、シェル空間への憧憬のきっかけでした。建築家のサーリネンがTWAの躯体工事の段階がすばらしく、あまりにも美しいため工事を完成させることなく、このままで残せるものなら残したいと言ったというエピソードを工事写真を見せてもらいながら聞いたのですが、須波の家でも空間の息吹を吹き込まれた瞬間のコンクリートの美しさを実感します。
シェル構造とはその名の通り、自然界では貝殻で見られる形態ですが、コンクリートの重さが軽さへと変わり、空間に自由を感じられる魅力的な構造形式です。
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09:32, Monday, Aug 31, 2009 ¦ 固定リンク
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