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「海が見えた海が見える。 五年振りに見る尾道の海はなつかしい。 汽車が尾道の海へさしかかると、 煤けた小さい町の屋根が提灯のように、 拡がって来る。
赤い千光寺の塔が見える。 山は爽やかな若葉だ、 緑色の海向うにドックの赤い船が、 帆柱を空に突きさしている。 私は涙があふれていた。」
放浪記の有名な一節が好きです。 山陽本線の電車の車窓から、カーブを曲がると尾道の海と街の景色が一気に開けるポイントがあります。このカーブにさしかかると、僕もいつも胸躍るものを感じています。
今日三原の現場に行く時、天気も良かったので、国道の高さからですが写真を撮ってみました。
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19:41, Tuesday, Mar 31, 2009 ¦ 固定リンク
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