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日刀保たたらを見学させていただきました。見学したのは今年2回目の操業、2日目の午後14時〜15時の1時間、送風開始後56時間目ごろ「下り」に入る時間帯です。明朝6時に迫ったケラ出しへの最後の段階がはじまった時でした。
30分ごとに木炭と砂鉄を加えていきます。1分間に15回ほど送り込まれるふいごの風によって炎が高くなり、炎の音もそれにあわせてゴォーっと大きくなります。
知識としてのたたら操業は今までに知っていて、実際目の前にして新たに何か知識を得るということはありませんでした。しかし、やはり現場に赴かないと判らないことがあり、村下(むらげ=たたら場の監督職人)の汗と炎を見つめる目、緊張感、村下見習い達への指示など、玉鋼ができる背後にある精神性を体感できました。 村下の木原明さんが作業する間近で拝見できました。その距離1〜2m程の近さなのですが、若手に指示する声が、とても小さく僕には聞こえません。その静かな声に応答し村下とやりとりする三浦さんという若い職人さんの炭で黒くなった顔の精悍さが印象的でした。
(動画と静止画を見る事ができるサイトです。 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/y-kwm/y-gkg/y-gtm/IPA-tac410.htm)
たたら場内の写真撮影は厳しく制限されています。 写真はたたら場(高殿)の外から撮影したものです。窓内に写っている炎が1500度のたたらの炎です。
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12:21, Monday, Feb 09, 2009 ¦ 固定リンク
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