プロフィール
藤本寿徳

2024年11月
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22
23
24 25 26 27 28 29 30

最近の記事
新刊のお知らせ-「建築・住宅デザ ..

アスタリスクのミニムービー

大山6合目避難小屋の美しさ

かっちりつくる

以前の記事
2024年 7月
2024年 3月
2021年 8月
2020年 8月
2020年 3月
2020年 2月
2020年 1月
2019年12月
2019年 9月
2019年 8月
2018年 2月
2016年 8月
2016年 6月
2016年 5月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2016年 1月
2015年12月
2015年10月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 3月
2015年 2月
2014年12月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2014年 7月
2014年 6月
2014年 5月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年 9月
2013年 7月
2013年 5月
2013年 3月
2013年 1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年 9月
2012年 8月
2012年 7月
2012年 6月
2012年 5月
2012年 4月
2012年 3月
2012年 1月
2011年11月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 4月
2011年 3月
2011年 2月
2011年 1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年 9月
2010年 8月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 5月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年 9月
2009年 8月
2009年 7月
2009年 6月
2009年 5月
2009年 4月
2009年 3月
2009年 2月
2009年 1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年 9月
2008年 8月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 4月
2008年 3月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月

 



コーヒーカップ
img10634383604






少し前に土産物屋さんの店先で見つけ、木製の食器を見直してみたいと考えたていたこともあって、うるし塗りのコーヒーカップを買っていた。
このコーヒーカップのはつったデザインが気に入らなくて、買った時から削るつもりで購入した。

RIMG0607







注文していた安来鋼、青紙2号でつくられた切出し小刀が届いたので、さっそくはじめる。木を削るというのは性に合うのかもしれない、終わるまで一度も休憩せずに集中して削り続けていた。
鋼を長時間持ち続けていると、手が灰色に汚れ鉄独特の匂いもうつる。
鋼の感触が手に染み込み、鋼という材料を手で理解した気になる。

たたらや鍛冶について興味があってここ数年研究している。行きたい場所はまだたくさんあるのになかなか叶わない。

木の種類はたぶんケヤキだろう。
漆を剥がしたので耐久性を失う、漆の価値を再認識する。
表面処理をしない、しゃもじやまな板などと同じように朽ちてくるのだろう。
ずいぶんと手入れが難しいコーヒーカップになってしまったが、ほんのりと木の香りがコーヒーにうつるカップになった。

RIMG0616







大工道具を扱う金物屋さんで以前「寿徳」の焼きごてをつくってもらっていたので、趣味が悪くなるのを覚悟して、 底に焼き印を入れてみたが、コツが要るようで満足いく仕上げとならなかった。

RIMG0623RIMG0632
19:56, Sunday, Dec 07, 2008 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ