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福山出身の島田荘司さんが審査員をつとめる 「島田荘司選 ばらのまち福山 ミステリー文学新人賞」 は93作品の応募があり現在一次審査中らしいです。来年の2回目の募集要項も発表されています。建築を題材にミステリーを書くとどういうストーリーが面白いかなと想像しようとしたのですが、想像すらことすら自分には無駄な努力であろうと、すぐに止めました。
僕は、文章を書く事が苦手なので、小説家の文才というものを異次元の恐ろしい魔力のように感じています。 文学界などは遠い存在なのですが、ニュースで身近な直木賞、芥川賞の受賞者の年齢の若さを知るとき、自分との能力の差の大きさを想像するのですが、自分には小説家の凄さを計る基準も持ち合わせないので天文学的な開きをだろうと思います。
ただ、建築についての文章であれば、自分に近づけて考えることも読む事もできるものです。 島田荘司さんのサイトに、軍艦マンション(渡邊洋治設計)の文章があったのでリンクさせていただきます。学生時代から知ったビルですし、渡邊洋治についても作品集などで研究していたこともあって小説家がどのように建築について書くのか興味が湧きます。建築を目の前にしているようにその異様さが伝わってくるのは流石。
第287回10−4(水)、軍艦マンション
安藤忠雄さんの建築について書かれた回もあるのですが独特な視点だと思います。軍事施設との類似性のくだりは安藤さんの創作とは無縁だと想像していますが。
第259回4−8(土)、原宿の軍艦島 第167回4−25(金)、安藤忠雄建築展2003
島田荘司さんのサイトです。 季刊 島田荘司 on line
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19:20, Thursday, Jul 03, 2008 ¦ 固定リンク
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