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山の風景といっても一様ではありません。山の景色を見て感動するのは落葉広葉樹の雑木林が残っている地域です。御調や久井も広葉樹の雑木林の山々です。急な斜面に杉が植林された山の風景や、その山の頂や斜面に決まって一軒だけポツンと民家が立つ景色からは、冬の季節、厳しさに立ち向かうストイックな美しさを感じることもあるのですが、広葉樹の森の姿の方が瀬戸内の温暖な風土やなだらかな地形には似合うように思います。まだ新緑の季節には早いのですが、葉っぱが無い今の季節は樹形の姿が楽しめます。昨日国の天然記念物「久井の岩海」を訪れたのですが、エゴノキやコナラなどの雑木林も見応えがありました。
苗木をネットで探していたら、取扱いの種類が多いページを見つけました。 「花ひろば http://www.hanahiroba.com/」 地元の造園屋さんとおつきあいがもっと深くなれたら、もう少し安い値段で苗木の入手も可能なのですが、ネットでも比較的安い値段で苗木は入手できます。
井原の家の周囲はまだ丸裸なのですが、ゲリラ的に勝手に好きな木を植樹していこうと画策しています。 家の建ち方、敷地のあり方を見た時、敷地の中は雑木林から切り離して平坦にしておくことが多く、自分の敷地を明確に囲うように塀を立てることも見受けますが、雑木林の中に家が建つというような方向に井原の家をつくっていきたいと平田さんと話しています。
井原の家だけでなく、設計させていただく住宅では、一般的に塀を立てることは避け(京都北大路の家のように町並みの連続感から塀を設けた方が良い例もありますが)作庭も凝ったつくりとせずナチュナルな植物の配置をめざしています。
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11:31, Monday, Mar 24, 2008 ¦ 固定リンク
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